小規模事業者を支援
宮本岳志氏に答弁 リフォームで
日本共産党の宮本岳志議員は27日の衆院地方創生特別委員会で、住宅リフォーム助成制度は地域経済の活性化に重要な役割をになうと強調し、小規模事業者への支援拡充を求めました。
住宅リフォーム助成制度は全都道府県と、市町村の約9割にあたる1559自治体で実施されています。
京都府の与謝野町では「住環境の向上と町内商工業の活性化に資する」ことを目的に創設され、2009年から11年まで3年間実施されました。補助金総額は2億6400万円で工事費総額は40億円に達しました。京都大学研究グループでは、経済効果を投入した補助金の23・84倍と試算。宮本氏は、自治体の取り組みやデータを紹介。財政的な支援も含め地方を応援することを迫りました。
石破茂地方創生相は「(助成制度の)経済効果は高い」と認め、「総合戦略5カ年計画」でも小規模事業者支援を位置づけることを約束しました。(しんぶん赤旗日刊紙3/29付けより転載)