「森友」幕引きだめ 大阪・高槻 宮本氏訴え
小学校建設をめぐり破格の値段での国有地売却など多くの疑惑が浮上している学校法人「森友学園」問題で11日、日本共産党の宮本たけし衆院議員を迎えた緊急街頭演説会が大阪府高槻市で開かれました。同学園側が府への設置の認可申請を取り下げたことをうけ、「幕引きを許さず、政治家の関与など問題の全容解明を」と行ったものです。
国会での追及の先頭に立ってきた宮本氏はこの間明らかになった事実を紹介し、安倍自公政権と維新府政が二人三脚で進めてきたものだと指摘。国会では、戦前の教育勅語を教える同学園の違法性などを野党共闘で追及してきたとし、「安倍首相の政治的道義的責任を突き付け、安倍内閣を打倒し、野党共闘で選挙をたたかいぬき、まともな政治を実現しよう」と呼びかけました。
宮原威府議が小学校建設を「認可適当」とした府の責任や同学園への優遇の実態などを府議会でも追及し、とかげのしっぽ切りにさせてはならないと述べました。
聞いていた女性(40)は「学園の教育の内容はおかしい。このままで終わってはいけない」と話しました。(しんぶん赤旗日刊3/12付けより転載)