森友問題 自公・維新を追及へ
大阪報告会 宮本・辰巳議員迎え
小学校建設をめぐり異常な安値で国有地を取得するなど数々の疑惑が指摘されている学校法人「森友学園」問題で11日、日本共産党の宮本たけし衆院議員、辰巳孝太郎参院議員を迎えた緊急国会報告会が大阪市中央区で開かれました。同学園が小学校設置の認可申請を急きょ取り下げたことを受け「幕引きを許さず全容解明を」と行ったものです。
国会で先頭に立って追及してきた宮本氏は、この間明らかになった事実を紹介し、安倍自公政権と維新府政が手を取り合い進めてきたものだと指摘。国会では、野党共闘で教育勅語を教える同学園の異常性を追及しているとし、「とかげのしっぽ切りで終わらせない。安倍自公政権と維新、2匹のとかげを捕まえなければならない」と述べました。
宮原威府議は、小学校建設を「認可適当」とした府の責任や同学園への優遇の実態を府議会で追及すると発言。同学園の問題にいち早く取り組んできた山本一徳豊中市議も、地元から問題解決に力を尽くすと述べました。
「日本共産党森友学園疑惑追及チーム」の責任者でもある辰巳氏は「腐った政治を追い詰める足掛かりをつかんだ。真相を究明するために全力を尽くします」と話しました。
同学園の籠池泰典理事長と家族ぐるみの付き合いをしていたという参加者は「政治家の関与は確実にあったと思う。全てを明らかにしてほしい」と話しました。(しんぶん赤旗日刊3/13付けより転載)