森友問題 「真相究明を」声あげよう
総がかり実行委 国会前行動
不透明な国有地の格安払い下げなどが問題になっている「森友学園」問題。総がかり行動実行委員会は30日夜、衆院第2議員会館前行動を取り組みました。集まった500人(主催者発表)の参加者は、政治家の関与をはじめとした疑惑の徹底究明を求め、「国有財産 私物化するな」「教育勅語は憲法違反」とコールしました。
行動には、大阪府豊中市で「森友学園」問題を追及している市議、木村真さん(無所属)と山本一徳さん(日本共産党)が参加しました。
国に情報公開を求めた木村さんは「この問題に関わっていた国会議員は辞めてもらわないといけない」とのべました。山本さんは「教育勅語など、極右的な教育を行おうとしていた学校になぜ認可が下りたのかが問題です。徹底的に追及しよう」と語りました。
神奈川県三浦市から参加した男性(66)は、近畿財務局が学園側との交渉記録を破棄したとは信じられないと語ります。「そんなことは普通しないはずだ。税金がどのように使われたのか明らかにしてほしい」
主催者あいさつした、総がかり行動実行委の小田川義和さんは「森友問題は、政府の信頼にかかわる重大問題です。真相究明の声をあげていこう」と呼びかけました。
日本共産党の宮本岳志衆院議員、民進党、社民党の国会議員がスピーチしました。
(しんぶん赤旗日刊3/31付けより転載)