台風被害 対応早く
奈良 宮本議員が現地調査
日本共産党の宮本岳志衆院議員は16日、台風21号で大きな被害を受けた奈良県三郷(さんごう)町の現地調査を行い、宮本次郎県議が同行しました。
県と近鉄の職員から被害状況の説明をうけた宮本衆院議員は、今後の見通しなどを質問。被災住宅の住民のためにも一日も早い対応を県に求めました。
同町は、台風21号の大雨で近鉄生駒線勢野(せや)北口駅―竜田川駅間で、擁壁が崩落。その上に建つ民家の土台がむき出しになり、崩れた土砂が線路をふさいだため、列車が運行できない状況になりました。(10月25日復旧)
県は、10月26~27日に、被災宅地危険度判定(3段階)を行い、「危険」8軒、「要注意」9軒、「調査済宅地」2軒の判定を出しています。近鉄は、線路などの応急復旧を行い、現在は15キロの速度で徐行運転を行っています。
被災住民からの聞き取りでは「風が強い時には、崩れた擁壁を覆うブルーシートの音がうるさい。地震のニュースを聞くと怖くて心配になります」などの声が出ました。(しんぶん赤旗日刊11/17付けより転載)