2017年12月10日(日)
安倍改憲あかん
近畿で特別国会報告街宣
大阪 山下副委員長ら4氏
特別国会閉会を受け、近畿の日本共産党の国会議員・前議員は9日、「憲法9条守れ」と特別国会報告街頭宣伝を奈良、和歌山、大阪の主要駅前3カ所で行いました。
大阪市のJR天王寺駅前では、山下芳生副委員長・参院議員、宮本岳志衆院議員、辰巳孝太郎参院議員、清水忠史前衆院議員が訴えました。厳しい寒さの中、聴衆が耳を傾けました。
山下氏は「エルサレム首都認定」問題でも、北朝鮮問題でも、トランプ米大統領を批判せず、言いなりになる安倍首相を厳しく批判。戦後、憲法9条があらゆる分野で日本社会を形づくる根幹になり、力を発揮していると語り「安倍改憲を許さぬため力を合わせよう」と力を込めました。
宮本氏は、森友学園に国有地の値引き売却を提案する「音声データ」の存在を政府に認めさせるまで追い込んだと報告。「森友・加計疑惑の全容究明の先頭にたつ」と述べました。
辰巳氏は、森友問題について学園と国、維新大阪府政が二人三脚でルールをねじ曲げたと指摘。「野党と市民の共闘の要の共産党を大きくして政治を変えよう」と訴えました。
清水氏は、貧困や戦争など資本主義の矛盾を乗り越え、未来社会をつくる展望を持つ日本共産党を強く大きくするため国会議員経験者として全力をつくすと述べました。
同宣伝は10日も京都、兵庫、滋賀で行われます。(しんぶん赤旗日刊12/10付けより転載)