14日、先月11月14日に発生した労災事故の現地調査を行いました。昨夜の雪の残る寒い日で、過酷な自然環境の中で工事が進められていました。事故は、防音壁の支柱にワイヤーをかけるために片側を移動させたときに、支柱がバランスを崩し作業員の右足に落下しました。作業員は足首骨折の重傷を負いました。新名神高速道路建設工事現場では、昨年4月の神戸北区での橋桁落下事故など昨年10月、今年6月、9月と事故が連続する異常な事態が発生しています。発注元の西日本高速道路株式会社に、鋼材の積み方や移動する際の安全対策が適切だったのか、工期や工法に、労働環境の適否を検証し、事故原因の究明と再発防止を図るよう強く求めました。
活動報告
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- 2017年12月20日
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2017年12月14日 「新名神高速道路建設工事重大労災事故」現地調査(兵庫県・猪名川町)