山下、辰巳両参院議員「要求受け止め論戦頑張る」
大阪で国会報告・懇談会
日本共産党の山下よしき、辰巳孝太郎両参院議員の国会報告・要求懇談会(主催・党大阪府委員会)が3日、大阪市内で行われ、労働組合や市民団体など23団体が参加しました。
山下氏は、予算の組み替え提案を野党6党で提出するなど野党共闘は発展していると発言。「皆さんのたたかいと結んで国会論戦をがんばりたい」と力を込めました。
辰巳氏は、森友学園問題で財務省が国会に提出した学園との交渉記録が改ざんされていた疑惑を報告し「これからも徹底追及します」と話しました。
各団体からは切実な要求が出されました。
大阪難病連1型糖尿病患者会は、命をつなぐインスリン投与の医療費が高額な上に、2016年度に障害基礎年金(2級)の更新申請した三十数人が全員、支給停止になったと報告。「難病を抱えているものが安心して生きていけるようにしてほしい」と支援を求めました。
その他、改憲、北朝鮮問題、保育、教育、学費・奨学金、年金、医療、働き方改革、消費税増税、原発再稼働、カジノと一体の大阪万博―など多彩な要望が出されました。
堀内照文前衆院議員、柳利昭党府委員長があいさつ。渡部結党府国政対策委員長、宮本岳志衆院議員秘書が出席しました。(しんぶん赤旗日刊3/4付けより転載)