28日投票の滋賀県栗東市議補選(定数2、立候補3人)は1人はみ出しの大激戦で、日本共産党の伊吹ゆう候補(40)=新=は、現有1議席から2議席の回復をめざして奮戦しています。21日の告示日には宮本たけし衆院議員が応援に駆けつけました。一方、自民系候補の出発式には、同党の衆参両院議員が参加。市議補選は、来年の参院選や統一地方選の前哨戦の様相を示し、事実上の自共対決となっています。伊吹候補は、市が大企業の進出に奨励金を20億円も支出することや、新幹線新駅のために購入した32億円の土地を12億円で売却するなど市政の無駄使いを市議会でチェックしてきた日本共産党の値打ちを訴えています。宮本氏は「安倍政権、自民・公明などの与党に厳しい審判を下す選挙に」と訴え、沖縄のようにたたかえば伊吹候補の勝利は勝ち取れると力を込めました。日本共産党は、▽中学校卒業までの医療費無料化▽高いゴミ袋代(10枚500円)の引き下げ▽土日の運行など、より便利な「くりちゃんバス」への改善―などを公約。必ず伊吹候補を勝利させようと全県からの支援もうけ、対話・支持拡大に全力をあげています。
(10月23日「しんぶん赤旗」近畿版)