生活・生業の再建へ全力
宮本岳志衆院議員は21日、16,17日の豪雨で死者一人、床上・床下浸水1100棟などの大きな被害を受けた兵庫県丹波市入り。被災者を見舞い、ボランティアを励ますとともに、辻重五郎市長と懇談し、被災者の要求、実態を届け災害復旧、被災者支援にともに力をつくすことを話し合いました。
同市でも最大の被害となった市島町前山(さきやま)地区。いまだに玄関が泥に埋まったままの民家、積み上げられたがれきや家財があちこちにみられ、鋭く削られた赤茶色の地肌がむき出しになった土砂崩れの現場も数か所。宮本議員は「こんな被害は初めて。水の威力の大きさに驚いた」と話し、進まぬ復旧にいらだつ住民から要求を聞き、「生活と生業の再建に頑張ります」と語りました。
前山小学校は校庭が泥で埋まり、重機と手作業で泥をかき出していました。ボランティア用の臨時駐車場にすると言います。校長は「校庭が泥で汚染されている可能性があり、表土を削ってほしい。危険な通学路の安全が必要」と話しました。
市長との懇談では、被害実態を聞くとともに、「道路の水道の復旧が住民の強い要求。激甚災害指定など国への対策を一緒に取り組みたい」と語りました。
現地には近畿や東京からも多くのボランティアが駆け付けています。京都の女子プロ野球チーム3人は「近く丹波市で野球大会があるので、何かできないかと思って来た」と言います。宮本さんは「アスリートが災害支援で頑張ることは素晴らしいこと」と励ましました。調査には日本共産党の西本嘉宏市議(党丹波地区委員長)、西脇秀隆市議が同行しました。